木曜倶楽部

しがない一オタクの雑文。腐っております。

ないない尽くしの考察隊

ごきげんよう。大変ご無沙汰しているが読者の皆様は息災であらせられるだろうか。私は6月になっても5月病が続いている。なんにもやる気がでないの。…というわけで私はこのブログから失踪していた。


時候の挨拶はここまでとして、今回の話題はお空の上のとある催しの話だ。

000を皆様覚えていらっしゃるだろうか?

あれは私にとって、そして大体の騎空士にとって神イベであった。が、000を認められずにいる、モヤモヤを貯め続けている方々もいらっしゃると最近知ったのだ。

ゆえに、すこし俯瞰してあのイベントを前段の『失楽園』や『どうして空は蒼いのか』もふくめて考えてみたいと思う次第である。


先に、私が『000』を神と考える遠因の話をさせていただきたい。ストーリーやキャラクターのインパクトはもう大体の方が言わずとも語っているであろうしわかっているであろうので飛ばす。私は、読む順番を間違えたのだ。『失楽園』は最終日直前にろくにストーリーを読めずに滑り込んだ。『どうして空は蒼いのか』は、読むには読めたのだが、私の情緒が不安定になったせいで理解や考察とは程遠かった。…言い訳にしかならないが、先にフェイトエピソードの比較的落ち着いたサンダルフォンを見ていたせいで、「相手が自分を見てくれないから世界ぶっ壊してやる!」というメンヘラもかくやな所業をやらかす推しにドン引き、それと同時に同情をしてしまい、それに対する自責をし、それはそれとして人間がカッコいい、と、本当にぐちゃぐちゃな思考に陥っていたのだ。

それゆえ、私がこのシリーズで一番最初にまともに読めたのが000だったのである。サンダルフォンも、ルシフェルも、ベリアルも000の印象が最初にくる。これより問題にする《サンダルフォンのキャラぶれ》も、私にとっては正直なんのことやらであった。私が知っているサンダルフォンは、000の彼であるから。

ちなみに未だに前半には文句の付けようが無いと思っているので前半の話はしない。ランスロットもシャルロットもアルベールもイルザさんも、勿論サンダルフォンも極めてカッコ良かった。

では本題だ。サンダルフォンのキャラぶれ問題。000にもやついている方は、そのあたりを言っていらした。

ルシフェル様への思いはそんなに軽かったのか?

と。…よくよく考えれば、なんとなくそんな気はしてくる。あのコーヒーを一緒に飲んでいるシーン、最後の別れでもう少しサンダルフォンはもがくだろうと、私でも思う。あの時の彼はあっさりしすぎていた。(…ただ、一枚絵の出来が良すぎて流していた。)

し、そこから主人公とのシーンを入れられたらそりゃぁイナゴが湧くわなぁ…とも思った。

ちなみに個人的にはサンジタも食べられるが好物というほどではない。サンダルフォンと主人公は「戦友」だというのが私の、SCP風に言えばヘッドカノンである。

ヘッドカノンついでに言えば、あのコーヒーのシーンからのあれそれのことは、サンダルフォンの「親離れ」ではなく、ルシフェルへの信仰はそのままで他に目を向ける余裕ができたということだと思っている。運営が何を思って書いたかは知らん。あくまで私のヘッドカノンである。


書きたいことを書き散らしただけであるが、ここでお開きにしようと思う。

…私の中で000は神様だ。それは変わらない。私の中でサンダルフォンは最推しだ。それも変わらない。ただ、否定を否定したくはなかった。